写真が好きな理由
- Shiori Hatakenaka
- 2020年9月22日
- 読了時間: 2分
今度縁あって、とある媒体で
インタビューをしてもらうことになりました。
事前に送られてきた内容の中に
『写真の好きな理由は?』という質問。
最近よく見つめ直す過去の記憶。
私の両親は私が小さい頃から不仲で
中学3年生の頃には離婚しました。
ずっとその様子を見続けてきたので、
その結果は本当に良かったと当時も今も思う。
ただ、小学生の4年生くらいから
母が作っていた私のアルバムは
ぱたりと更新が途絶えていました。
家族みんなの写真が
もうその頃には全くなくなっていたのです。
.
中学3年の頃からは
写ルンです(時代笑)を使って
友達を撮った写真が今もたくさん残っています。
少し前までは何も思いませんでしたが、
そういうことだったんだなぁと思う。
.
自分がちゃんとそこにいたことを
幼いながらに残したかったんだろうなぁと。
友人との記念撮影ばかりですが、
あの頃から写真を撮っていました。
今、いろんな家族の写真を撮る機会が増えて
改めて思い返したけれど、
やっぱり私にはこの行為が
昔から大事なことだったんだなーと気づく。
そして、自分はできなかったこと、
それがどれだけ尊いことで、
それを撮る側になったことが何とも感慨深い。
家族写真って本当に素敵です。
なんかごちゃごちゃになったけど、
今感じたこの思いを残しておきたくて書きました。
今ここにいること、ちゃんといたこと
記憶は曖昧になるけど、残っていると鮮明に蘇る。
私は写真のそこが好きで、大切にしたい感覚です。



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